ズジャ3 -個人的に好きな曲の紹介-
ズジャ1、2に引き続き3の投稿である。
ここで一つ。この「ズジャ」シリーズは完全に僕の個人的な感想を書いているだけなので決して「ジャズはこうだ!」といっているわけではない。
僕の紹介した曲が好きじゃなかったとしても好みの問題なのでまったく気にしないでほしい。
さて、今までの演奏はマイナー系、つまり悲しい感じの曲が多かったので、今回は少し明るい曲を紹介してみようと思う。
とはいっても、今聴いているとコード進行はバリバリマイナーな感じだ。でも演奏は楽しそうなので紹介しよう。
今までずっとピアノの演奏だばかりだったので、ピアノ以外の楽器の演奏も紹介してみようと思って。
このアルバムは「ハンク・モブレー」というサックスを吹く人が作ったアルバムである。オレンジ色のジャケットが印象的だ。
最初に僕は「一回聴いたくらいじゃ良さはわからない」と書いたが、このアルバムは例外的に「一回聴いただけでも、良さがなんとなくわかる」と言えるのではないだろうか。
わかりやすいキャッチャーなテーマが演奏され、それぞれの楽器がノリノリでソロを吹きまくる。そしてまた最初のテーマに戻ってフェードアウト。
このレコードは「ブルー・ノート」という会社から売られている。このブルー・ノートはジャズで一番有名なレコード会社で、多くの良いレコードを作ってきた。このブルー・ノートのファンだという人も多いらしい。僕はそこまでじゃないんだけどな。まぁブルー・ノートは好きだ。
サックスを吹いているのがハンク・モブレーで、トランペットを吹いているのがリー・モーガンである。このリー・モーガンというお兄さんは、またずいぶん活き活きしたトランペットを吹くことで有名だ。
リー・モーガンはあまりに有名なので、ここらでちょっと一曲紹介することにする。
キャンディーという曲である。もう一つ、サイド・ワインダーという曲がリー・モーガンでは有名だが、僕はその曲の良さがわかるのにずいぶんと時間がかかった。だから今はもう少し馴染みやすいであろうキャンディーを紹介する。
ちなみに、このキャンディーの演奏、トランペッターはもちろんリー・モーガンだが、ピアノは前回紹介した「ソニー・クラーク」である。
たまげたなぁ。やっぱりジャズはどこかで繋がってるってはっきりわかんだね。
それではでは